立花山は福岡市東区~新宮町にまたがる標高367mの山です。
福岡市~博多湾~玄界灘の大パノラマを見渡す眺望があり、その利から戦国時代には立花山城が築かれたほど。標高もちょうどよく、ハイキング感覚で手軽に登れることから福岡市近郊屈指の人気の登山スポットです。
で、立花山の数あるコースの中から今回解説するのは、「修験坊の滝コースと大クスコース」という、簡単に言うと立花口コースの派生ルート。
修験坊の滝/大クスコース
この記事で触れているルートは▼の地図の赤線になります。コース名の通り滝や大クスの見どころ有りのコースとなっています。(蛇足ですがその先トラバースコースも少し)
因みにこのルートを知っていると、↑にもいろいろ書いてる通り下原や三日月山ともつながるのでコースの引き出しがぐっと増えますよ。
登山口~修験坊の滝
はい、スタート地点は新宮町の立花口。といことで登山口までは立花口コース参考にしてくださいー。
スタート地点はおなじみ、この東屋です。この先すぐに分岐し滝を経て大クスコースと合流します。大クスに立ち寄った後、立花山山頂を目指しすという感じで進めましょう。
登山口から2、3分くらいのところにあるこの分岐、ここからが修験坊の滝コースとなります。
5分もすると修験坊の滝に到着、案内的なものは無いですが。(雨の後はちゃんと滝になってますので)
滝を過ぎた後は、沢沿いの登山道を直登していきます。
大クスへの分岐点に到達しました。登山口からここまで15分~20分くらい。
左に行くと大クス、右に行くと屏風岩(立花山山頂)方面です。
↑はこの分岐点付近にある極小の手作り案内図です。注意していないと絶対に気づきませんが各ルートを的確に表しています。興味あれば探してみてもいいかも。
天然記念物の大クス
大クスの方へ、はたったの50mくらいです。
進むとすぐにベンチと説明版が。
大クスはそのすぐ下です。
写真だとイマイチ巨大さが伝わりませんが、実物を見ると圧倒される大きさです。
三日月山縦走路へのトラバース
大クスから一旦↓まで戻り、「立花山山頂」方面へ。
すると50mほどでさらに↓の分岐が。今回は写真の左下から登ってきたことになります。この「三日月分岐」方向が三日月山縦走路へのトラバースとなります。
立花山山頂を大きく迂回(トラバース)する感じで、これといったポイントは無い登山道が600~700mひたすら進みます。
10~15分くらいで、自分は立花山の交差点と呼んでいる地点に着きます。
三日月山のほう。
下原登山口への下りの方。
そして今回はこっち、立花山への登り。
ここから立花山に登ってもいいけどいったん戻ります。
立花山山頂へ
だいぶ逸れてまいましたが、↓大クスコースの三日月分岐まで戻りました。
分岐を通り過ぎるとすぐに屏風岩に出ます。ここからは山頂までは約200m。時間にして10分~15分です。
▼あと200m
古井戸の分岐、スルー。
あと100m。
頂上直下の松尾山/白岳方面への分岐、スルー。
そして山頂に到着。
いろいろと遠回りしましたが、お疲れさまでしたー。修験坊の滝コース、大クス、三日月山方面へのトラバース、そして立花山まで、とかなり濃いめの説明になりました。
これでマニアック立花山登山に足を一歩突っ込んだことに。。。