三日月山は福岡市東区にある標高272mの山。
標高の割に景色が抜群に良く、ハイキング感覚で手軽に登れることから人気があり、お隣の山「立花山」とセットで登る人も多く、福岡市近郊の人気な山です。
そんな三日月山のロングトレイルといったら長谷ルート。長谷ルートの解説編です。
長谷ルート
長谷ルートとは、長谷ダムのダム堤から三日月山に至るルートで、近年開拓された新しいルート。
特筆すべきはその距離。三日月山まで約3km、ちょっとしたロングトレイルを楽しむことができます。↓の写真赤点線が長谷ルート。
ちなみに三日月山の先も、立花山、松尾山、白岳と縦走路が続いており、白岳まで行けば約4.5kmという結構な道のりに。長谷ルートが開通したおかげで立花山・三日月山の奥行きがグンと広がりましたね。
登山口の標高80mから三日月山まで272mまでアップダウンしながらなので、累積標高は割と稼げる感じです。あ、うちの子は確か3歳で長谷ルートを全部歩きましたので元気な幼稚園児くらいから問題ないかなという感じです。
登山口
登山口は長谷ダムの管理事務所の近く。公園がある方とは逆側になります。
香椎から来ると、ダム堤を渡ってすぐのカーブのところに駐車場。8~10台くらい駐車可能。残念ながらトイレは無しで。
登山口は駐車場からちょっと久山側30mくらいに進んだ道路沿いにひっそりとあります。
あ、車が結構通るので要注意で。
さあ、ここから入ります。
区切りとしては「鉄塔まで」「四等三角点」「三日月山」で区切って説明していきます。
登山口~鉄塔まで
登山口から最初の10分ほどは尾根にとりつくまでのつづら折りの急登になっています。
途中にあるコンクリートの物体からはダムのほとんどが見渡せます。
はい、尾根に出たところ。
まず、1つ目の我天駄と書いてある案内を通過。
右は杉林、左は自然林の尾根道です。
2個目の看板通過。ダム堤は登山口方面の事ですね。
この先「登り、登り、ちょっと下り」のようなリズムが続きます。
鉄塔まで来ました。
本来、コースは鉄塔のすぐ横を通っていますがこの日は工事の為う回路を。鉄塔の左を巻いて進みました。
ここまででスタートから約1km。
鉄塔~四島三角点まで
鉄塔を過ぎてからは割と長~いダウンが続きます。
長い下りを下った先の看板を通過。
手作りのベンチなんかも。
目立つ3色のリボン。ここから伏谷ごみ処理場の方へ降りられそうな踏み跡があります。が、今回はスルー。
コース右側に伏谷ごみ処理場が見えています。
と、ここで分岐が出現。「長谷ダム(三日月橋)方面」に分岐するとダムの遊歩道に下りられます。ただし、かなりの急坂でコースも不明瞭なためここからダムへの分岐はお勧めしません。
2km地点の看板のところまで来ました。ここもダム方面へ降りられますが、やはりやめた方が無難です。
ここからコースは約90°右に曲がって四等三角点の方へ。
三角点の手前は急な登りになっていて、手作りのてすりなんかもあります
このベンチのところからはちょっとだけ展望が効きます。
ちょっとだけ志賀島。
三角点直前の上り。
で、四等三角点に到着です。
ここから三日月山まで、あと500m。
四等三角点~三日月山へ
ここまで来たら三日月山へはあと少し。
三角点からは一旦下ります。
ひとしきり下ると「三日月霊園方面」への分岐が。分岐すると遊歩道コースとつながっています。
そして霊園と真逆側は、自分が常唱院・大谷コースといっている大谷方面への下り。
今回の目的地、三日月山へはまっすぐ進みます。
右側に常唱院というお寺を見つつ
登山口にあったものと同じ案内を過ぎると山頂直下です。
急に木がなくなり、草原状態に。
展望が利いてきます。
振り返ると、正面に四等三角点のピークと歩いてきた長谷ルート、うっすらと鉄塔も見えてますね。
という事で、無事山頂到着です。
お疲れさまでした!三日月山からの景色はこちらにもまとめてみました。
冒頭にも書いてますが、この先~立花山~松尾山~白岳と縦走路が続いてますので、白岳まで行ってみられることおススメします。
ただしピストンすると9kmと結構な距離になりますがw
以上