アマゾンのアウトドア売れ筋で常に上位の中華製シュラフ。いろいろ似たような製品があるなかで、「MINODEER」なる会社?ブランド?のシュラフを購入して山で使ってみたら意外や意外に使えた、ってことで載せておきます。
そもそも「シュラフはダウンに限る」派閥だった自分ですが、春休みに子供を連れていく予定だったキャンプが予想外に冷えそうだったので念のために急遽購入、というのが購入経緯です。
綿量により、1.0kg/1.4kg/1.8kgのラインナップがある中、チョイスしたのは冬用という謳い文句の1.8kg(購入価格¥2,799)。
- 使用快適温度:0℃~10℃
- 使用時寸法:220cm×75cm
一応こんな感じのカタログスペックです。
やはりデカい――
サイズに関しては化繊という事で最初から割り切っての購入だったので評価外。特段驚きは無しですがまあデカい。
体積にして、10L(2Lペットが5本くらい)くらいでしょうか。もしコンパクトキャンプを目指すなら素直にダウンシュラフを選びましょう。
ただし、付属バッグのコンプレッション機能により頑張って8Lくらいにはなりました。
見た目は良いが、実力は――
広げてみた図、は値段にしては安っぽさもなく良好。
サイズ感も▲180cmのGIコットに乗せてこんな感じ。普通の体格であれば問題なし。
封筒型と言いながら頭部はマミーシュラフのような作り。顔部分にドローコードがある点も良し。
さらに外側~内側の生地の質感もかなり良好。内側に関しては我が家はインナーシーツを使用するのであまり関係ないですが、これならシーツ無しでも不快感はないのでは?というレベルですね。
ただ1点だけ。底部分のチャックにできる隙間は気になる人には気になる点かと。
夜――
さて、無事夜を過ごせるのか。
実験台になってくれたのは、新しいシュラフを使いたいと言って聞かなかった6歳の娘です。
キャンプ場は標高約500m、3月末の夜は予報通りだいぶ冷えて自分が時計を見た25時頃には「5℃」を回ってました。
「(寒がりではけれ)アマゾンの中華製シュラフは5℃の環境で使える」――
いつ寒いと言ってくるか、自分は隣でNangaオーロラ650に入ってスタンバイしてましたが、不安をよそに結局一度も目を覚ますことなく22時から8時までたっぷり快眠。娘曰く「全く寒くなかった」と。
以上