今年のゴールデンウィーク登山は、今個人的にブームが来ている平尾台。
子供と遊ぶ・登山・キャンプ・トレランどれをとっても最高の場所で、そんな平尾台については当ブログでも良く取り上げていますので興味があれば覗いてみてください。
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さて、今回の平尾台登山ですが「本丸の貫山はすでに攻略済」であることから、攻めるのはその南、四方台から周防台~桶が辻~天狗岩にかけた尾根に狙いを定めました。
目的は、天空の城ラピュタ感のある天狗岩に至るこの尾根
この風景を見たいなあと、ずっと前から行きたいと思っていた場所です。行ってきた感想は想像を超える風景と気持ちよさで、たぶん、この記事をよんだら誰もが行ってみたくなること間違いなしの100点満点の良コースでした。
まず最初に、コースとタイムの概要からどうぞ。
コース概要
基点は平尾台の中心、茶ヶ床園地。
そこから時計回りにぐるっと周回をしたわけですが、今回は色々と寄り道を含め、最終的には 茶ヶ床園地~キス岩~四方台~岩山~中峠~周防台~桶が辻~天狗岩~貝殻山~茶ヶ床園地 という計約8kmをゆーくり4時間コースとなりました。
ルート図
タイムテーブル
スタート:9時5分 → ゴール:12時55分 の約4時間
- 9:05茶ヶ床園地 –
- 9:22キス岩 –
- 9:45四方台 –
- 10:00岩山 –
- 10:10中峠 –
- 10:30周防台 –
- 10:50桶が辻 (~11:15まで休憩)-
- 11:30天狗岩(~12:10まで休憩)-
- 12:37貝殻山 –
- 12:55茶ヶ床園地
桶が辻と天狗岩の大休止を除いた歩行時間は約3時間でした。
GPSログ
距離はそこそこありますが、標高差が無いのでタフさは無し。
この通り、累計高低差も1500mほどで、トレーニング的には物足りないですが、今回は観光目的なのでね。
では、長くなりますが絶景満載の山行について書いていきマス。
茶ヶ床園地をスタート
9:05に茶ヶ床園地を張り切ってスタート、と言いたいところですが天気がパッとしません。正面のピークは今回は予定外の大平山。
序盤は平坦な道を道なりに進み、500mほど歩いた↓案内から貫山・中峠のほうに入っていきます。ここから登りがスタート。
しばし登ったところに次の案内。スタート地点(茶ヶ床園地)に戻る?という違和感がありますが、ココは登ってきた方向から見て右(千仏鍾乳洞・茶ヶ床園地)方向へ
同じ場所にある↓こっちの図の方が感覚的にわかりやすですかね。青で線を塗ってみました。青線が今日の予定コース(前半)です。
すぐに、キス岩への案内。
これがそのキス岩、うーん、特段感想無しw
そしてこの先、右手に後から立ち寄る岩山を眺めつつ
四方台の肩辺りの尾根へ向かいます。
尾根手前まで来ました。こんなところを登っていきます。
尾根まで上がってきて振り返りの図。天気(霞?)が残念。
で、ここに荷物をデポして、四方台まで行ってきました。小走りで1分程度なので是非立ち寄ってみてください。
ここで、スタートから40分経過の9:45分。
岩山~中峠へ
さて、次は右奥ピークの周防台、の手前「中峠」を目指してgo。
登ってきた側と逆を見おろすと、広谷湿原と鬼の唐手岩(写真右上あたり)と呼ばれる岩群。
右手に岩山が見えてきました。
岩山へ立寄り
尾根から岩山へは往復15分もあれば帰ってこられるので、体力に余裕があれば寄ってみても良いと思います。
▼正規コースから岩山
一旦少し下って
岩山山頂(写真右奥の人影が正規ルート)
尾根に戻って、先を目指します。左奥が周防台方面。
この先、いったん中峠へ急坂を下りて行くことになります。下に見えている部分がちょうど中峠。
降りてきました。これが世に聞く「平尾台の要衝、中峠」。
- 左は今来た四方台・貫山方面
- 右は目指す周防台・桶が辻方面
- 奥に進めば広谷湿原
- 手前は茶ヶ床園地
といった具合。
時間は10:10(スタートから約1時間)。全行程の3分の1過ぎの地点まで来たことになります。
周防台へ
いよいよ次のピークは今日のメインディッシュの1つ「周防台」です。中峠からはその姿は確認できず。
中峠からある程度登ってきて、振り返りの図。天気もいい感じに回復気味。
周防台への登りはかなり急坂で、今日一番のタフな区間。
到着かと思ったら、ピークはもうちょい先(左奥)でした。
あと少し頑張って
10:30、周防台到着。
きついといっても、中峠からはたったの20分程度。あと、ここが今日一番の標高606m。
周防台から遥か下には、あとから登る貝殻山(写真中央部)を確認。
桶が辻へ
まだまだ続きます。次は「桶が辻」。写真中央やや左のピークがそれ。距離にして700mほど。
周防台から桶が辻は非常に歩きやすい尾根。
途中には、パラグライダー用と思われる林道を発見。
特段苦労無しに、10:50 桶が辻(標高568.7、m)に到着。
予定では、桶が辻はスルーだったんですが、、、
パラグライダーを見物
ちょうどパラグライダーが飛び立つラッシュのときだったんで、暫し見物させてもらいました。
初めて見る、パラグライダーの飛び立つ瞬間。すごかったですねー。
ぬぅ・・・!?・・・行けるか!?
いったーー!
何回か見ていると、飛び立つまでの流れが分かってきたデス。
まずは持ち上げてーーー
反対向いて走りながらのーーー
ライドオンーーー!
怖いけど、気持ちよさそうですねー。
めちゃカッコよく、そしてあまりに興奮して「おおーーーぅ!」「すげーーーぇ!」の連発でした。良いものを見せてもらいました。
天狗岩へ
予定外に良いものを見せてもらって、お得な気分を味わった次は、個人的に今日一番楽しみな天狗岩を目指して出発。
振り返ると桶が辻とパラグライダー。
さて、冒頭に書いた、楽しみにしていた区間はこれから。
天空の城感あふれる、この尾根。おおー。
今日はこれを味わいに来たといっていいほど楽しみにしてました。
この感じがたまらん。まさに絶景。
アドレナリン大放出の区間を堪能し、11:30、天狗岩に到着。
ここで昼休憩。
40分くらい滞在しました。
貝殻山へ
たっぷり休憩し、12:10に貝殻山に向けて出発。天狗岩を通り過ぎるような感じで、下りながら先に進みます。
ある程度下ったところにある↓この案内の所で180度方向転換し、茶ヶ床園地方向に向かいます。
先ほどまでの尾根をトラバースするように、斜面を進む感じ。
左は平尾台の渋い山々と鍾乳洞
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その先、今日初の日影となる竹林帯を通って
抜けると、周防台から見えていた貝殻山の直下(自然の郷から見て貝殻山の裏側)に出ます。
正規ルートはそのままの貝殻山の裏側ををスルーですが、一応貝殻山へも立寄っておきます。
これで、本日の山行で立ち寄る予定としていたピークは全て消化。その後は再度、正規ルート(貝殻山の裏)に戻ってから目白洞経由で茶ヶ床園地へ戻りました。
▼目白洞
無事、茶ヶ床園地に到着。
そこそこ、疲れました。
まとめ
如何だったでしょうか、平尾台中心、茶ヶ床園地から四方台~周防台~桶が辻~天狗岩を周回するコースの紹介と山行記事でした。初めてのルートでしたが自分でも想像してたよりも良いコースとなりました。
特にコア部、四方台~天狗岩の尾根は最高級のルートだと思います。個人的にはむしろ平尾台の最高峰 貫山 への山行よりも平尾台を満喫できるオススメコースに決定。
ただ、今回辿ったコースは総距離8キロとファミリー登山には少々長すぎる感があるので、ファミリー登山の場合は周防台や天狗岩をピストンで目指すという登り方もアリでしょう。
最後まで読んでいただき感謝します!