天山は佐賀県のちょうど中央あたり、唐津・多久・小城・佐賀市にまたがる１０４６ｍの山です。
福岡～佐賀周辺では最も高い部類の１０００ｍ級ながら山頂近くまで車で上がっていけるという事で、山頂へのアクセスが良い山です。
そんな天山へ、２０１７年の登り納めに家族で登ってきました。
天山登山について
天山山頂への登山コースは下の３つがメジャーどころとなります。
- 唐津側の天川登山口から
- 小城・多久側の天山上宮登山口から
- 九州自然歩道の七曲峠登山口から
特に１と２は、だったの３０分ほどで山頂に到達できるので小さな子供連れでも簡単に登れます。
で、今回登ったのは
- 唐津市側の天川登山口からのルート
登山口は、天山ダムの近く、天山スキー場のちょっと上あたりにある天川駐車場。
ほぼ９００ｍくらいの所が登山口なので、お手軽・ハイキング感覚で登っていけます。普通の大人の足で３０分もあれば山頂といった具合。
関連記事：上宮駐車場から天山
コース図
登山口の天川駐車場が標高約９００ｍ。
山頂まで標高差１５０ｍを８００ｍの道のりで登ります。
特に危険個所もなく、３歳くらいの子供から登れると思います。
天川登山口
雪と凍結が心配でしたが、１２月末にしては暖かく登山口までの道路は全く問題なく到着。さすがに年の瀬でか先客は無し。
可愛らしい形のトイレで用を足しました。
周辺案内図が。山頂まではたったの８００ｍとの事です。
登山道は泥泥しい感じ。
では、張り切ってスタート。
天川駐車場～天山山頂
山頂までは、
駐車場～300ｍ～雨山への分岐～500m～天山山頂
といった構成。
スタート後、地面のドロドロはすぐに無くなり子供も順調に登っていきます。
序盤は木が生い茂っていて、そのうち下は石のゴロゴロになってきました。
子供のペースで遅かったですが、１５分もすると雨山への分岐に到達。
登山道が凍ってきて、子供は嬉しい様子。
展望が開けきました。右下の建物が登山口のある場所。
カッチコチで滑るので注意。
だいぶ登ってきたところで天山ダムが登場。
山頂まてあとひと息。
はい、思った以上にあっけなく山頂に到達しました。
因みに、４歳の子供のペースで４５分くらいでした。
山頂の風景
天山といえばこの石碑。霊峰天山。
裏側は、鎮守之山 郷土神守。
山頂は広々平坦で、開放感があります。
七曲峠方向
雨山方向。この縦走路、もし一人だったら行ってたでしょう。
国土地理院、一等三角点 天山。
１２月末で５℃近く、風もなく暖かかったです。
天気のコンディションは良かったですが、空気が汚れていて麓の景色はイマイチでした。
天山上宮登山口にも行ってみた
下山後、多久側の天山上宮登山口まで、車で１０分ほどなので行ってみました。
今回スタートした天川駐車場から真反対の天山上宮登山口。こちらからも山頂までは１．２ｋｍとハイキング感覚で登れます。
広い駐車場
因みに、登山口脇にあるこの鎮国之山碑は富士山の頂上にあるものと同じものらしいです。
数年前に富士山に登った時の写真に確かにありました！
次回は、上宮側からも登ってみようかと。それか周回してみてもOKと思います。
まとめ
登山としては少々物足りない感はありますが、福岡からドライブがてらピクニック感覚で登れる１０００ｍの山です。
山頂周辺は草原状態で開放的、３６０度展望も聞くので観光登山にピッタリだと思いました。
また、１～２月辺りは寒波が入れば雪山登山も楽しめそうなのでタイミングがが合えば是非雪の天山も登ってみたいですね。
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