三日月山は福岡市東区にある標高272mの山です。
標高の割に景色が抜群に良く、ハイキング感覚で手軽に登れることから人気があり、お隣の山「立花山」とセットで登る人も多く、福岡市近郊の屈指の登山・ハイキングスポットです。
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竜興院・常唱院コースについて
久山町側から三日月山に登るルートがあることを知っていますか?私が知る中で唯一の久山からのコースが名付けて「竜興院・常唱院コース」です。
登山コースというよりも、林道に近いかもしれません。登山口は久山の大谷というところにあります。入口付近に竜興院というお堂があり、途中には常唱院というお堂を経て三日月山山頂にたどり着くコースとなっています。
まとめにも書いていますが、トレランやクロカンのトレーニングにもってこいのコースでもあります。
基本情報
概略図
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では早速解説のほういきたいと思います!
登山口
▼登山口は新宮と久山を結ぶ県道504号沿いになります。ひさやまイコバス「大谷川バス停」のオレンジが目印です。
▼バス停アップ(クリックで拡大)
▼新宮方面。少し先にダイショーの工場が見えています。
▼久山方面。奥の方の高架は九州自動車道です。くぐると県道35号、大谷信号に出ます。
▼バス停から山方面を見たところ。一応ここを登山口としておきます。
ここから登山コースは
①スタート地点~林道の分岐
②林道の分岐~伏谷処理場の分岐
③伏谷処理場の分岐~常唱院、山頂
という構成になっています。
登山口~林道分岐まで
▼登山口からおよそ200メートル地点右側に竜興院というお堂があります。
▼竜興院を過ぎると、両サイド畑の道を進みます。
▼すぐに、堤があります。道なり池を左に巻いてに進んでいきます。
▼池の様子。
▼大谷池という名前みたいですね。
▼池沿いは人口の杉林です。
▼登山口から1000メートルで、視界が開けたところで分岐があります。ココを左へ進んでください。ちなみに正面奥の方には立花山と三日月山の縦走路が見えています。
伏谷合流、常唱院へ
▼分岐の後は舗装がなくなります。いつもぬかるんでいます。
▼分岐から割と平坦な道が続いた後、少しだけ景色の良いところに出ます。
▼景色の良いところから道なりにヘアピンカーブで進むと
▼伏谷ごみ処理から登ってくる舗装路と合流します。ここを右に分岐し常唱院までアスファルト道で350メートルほどあります。
▼左が伏谷方面、伏谷方面は麓まで全面アスファルトになっているので車で登ってきやすいです。
▼三日月山へは右に進みます。
▼アスファルトの道を登り切ったところです。ここから山頂までは100メートルちょっとくらいです。正面の坂を上ったところが登山道になります。※ここまで車で来ることが可能です。
▼右側には常唱院が見えます。
常唱院
せっかくなので常唱院の写真も載せておきますね。
(クリックで拡大)
常唱院~山頂
アスファルト終了地点からまっすぐ登ると、長谷ルートと合流します。
▼合流地点には看板が2つあります。
1つ目は「三日月山霊園」という看板。こちら進むと三日月山頂を経ずに三日月霊園遊歩道コースとつながっています。
▼もう一つは、写真左下の積石の上に「長谷ルート」と書かれた小さな看板です。ココを合流地点を左に進むと長谷ダム堤への縦走路(長谷ルート)となっています。
▼三日月山へは逆方向(右方向)に進みます。
▼少し進むと、長谷ルートの手作り看板があります。
▼恐らくこの石碑も常唱院関係のものだと思います。
▼石碑のすぐが頂上直下の草原です。案内は右方向を指していますがまっすぐでも大丈夫です。
▼山頂到着です。
三日月山からの景色はこちらにまとめてみました↓
まとめ
登山というより林道歩きといった方が正解かもしれませんが、久山からの唯一のコースです。一部分以外は舗装されていて走りやすいので、私はクロスカントリーのトレーニングとしてこのコースをよく走っています。距離で2キロ、標高差で200メートルありますのでトレイルランニングやクロスカントリーの練習にぴったりです。ぜひこのコースを登ってみてください。
最後まで読んでいただき感謝します!