立花山のマニアックコースの一つ。大権現コース。
このサイトでも紹介してます。大権現‐白岳コースと同様、鷲尾大権現を起点としたマニアックルートです。
普通の立花山登山に飽きたときに参考にしてみてください。
大権現コース
冒頭に書いたとおり、起点の「鷲尾大権現」から「白岳」を目指す「大権現‐白岳コース」と似てますが、イメージ的にはこんな感じで、同じ鷲尾大権現から石垣跡~立花山を目指すのが「大権現コース」。
駐車場から立花山まで40~50分。あ、薄気味悪さでは間違いなくナンバーワンなコースです、、、一人ではあんまり登りたくないななあ。
登山口
下原コースと同じく、国道3号線下原交差点から香椎のセピア通りへ抜ける県道504号線の西鉄下原バス停から集落を上がったところにある「山の神」が目印となります。
下原バス停と、そばにある案内図。
参考になるようでならない登山案内図。
山の神の三叉路まできたら、左に進んでください。
車の場合は三叉路を右に少し上がったところにある駐車場に一旦車を止めることになります。
10台分くらいの駐車スペース。
登山コース
まず起点となる鷲尾大権現まで、山の神三叉路から舗装路を2~3分進みます。
山への入り口はのは鷲尾大権現滝と書いてある石碑の裏あたり。奥のほうにある看板がみえますかね?
この看板を目印に。
──縦走路へ
そして、すぐに下の看板が現れます。大権現コースはココを右に進みます。ちなみに左の内野池方向へ行くと白岳へ行くことができます。
荒れてますねぇ。
しばらくは、竹林の中を進んでいく感じです。
ちなみにこのコースは↑の看板から松尾山/立花山縦走路の出会い部分まで案内図が存在しません。という事で目印になるポイントを2つ載せておきます。
──よくわからない土管
ハッキリ言って気持ち悪いっす。恐る恐る中を覗いてみると・・・浅っ!井戸でもないみたいです。逆にかなり不気味。
更に進んで行くと…んっ!?
──祠
柴大明神と書いてあります。登山口の大権現といい、神仏習合の歴史を感じますね。
祠を過ぎた辺りの雰囲気。このコースこう配はめちゃ緩やかです。
この大権現コース事態はすごくなだらかなんですがコースの両サイドは大ツブラ、小ツブラというピークがあり谷の様な地形になっています。
そのピークには立花山城の曲輪があったみたいです。おそらく緩やかな部分を登ってきた敵を両サイドから攻撃するにはぴったりだったのではないでしょうか。
▼立花山城の図を発見したので載せておきます。城の大部分がこのコース沿いに存在していたことがわかります。
さて、谷を登りきったらやっと立花山ー松尾山の縦走路(石垣跡すぐ近く)に合流。今回は写真左側から登ってきたことになります。
写真手前方向に進みます。
──山頂へ
上の写真からすぐ、しましまロープと白の看板。
立花口へに下っていく階段には入らないように。立花口コースの一本杉近くのベンチに出ます。
この周辺は立花山城の石垣跡。興味深いです。立花山城の石垣は福岡城築城の際にほとんど持っていかれたようで現存しているのは僅か。
立花山方面はしっかり踏み跡あり。
途中からはずーっとロープが張ってあります。
立花山直下に出ました。立花口コースと合流です。ここまで来たら着いたも同然。
合流から1分で、はい到着です。
お疲れ様でした。
──薄気味悪いけど一回くらいは
急に土管とか祠とか登場して不気味なコースですが、逆に興味深いところもある「大権現コース」でした。普通の立花山登山に飽きたときに参考にしてみてください。
以上