野北漁港は糸島半島のちょうど真ん中あたりに位置する、福岡市近郊ではばっっっつぐんの知名度と人気を誇る釣り場です。
言うほど釣れん!とかいう声も聞かれますけど、『野北の大波止』といえば、福岡市近郊ではもはや言わずと知れた釣りの超有名スポットです。
「ここで釣れなきゃどこ行っても釣れんぞ!」
ってことで、もし自分が “糸島でおススメの釣り場” を尋ねられたならば、まず最初にここ野北漁港を押すくらい間違いなしのポイントです。
野北漁港
人気の釣り場という証に、いつ行っても多くのベテラン~レジャーフィッシャー~家族連れまで、色んな層の釣り客で賑わっている福岡市周辺屈指の人気釣り場「野北漁港」。
釣り場に関しては「野北漁港=冒頭の大波止」と、頭にうかぶ人が多いと思いますが、実は釣り場は結構広くて、、、
- 漁協前の小波戸
- 広場前の岸壁
- 大波止
といったあたりが、ポイントとして挙げられます。
①漁協前の小波戸ならエギング~根魚を探りながら。②広場前の岸壁なら小さい子供とアジゴ。③大波止なら何でも来いって感じでしょうか。
狙える魚種も、アジ・カマス・サヨリ・キス・メバル・アラカブ・ヒラメ・ヤズ・サワラ・クロ・チヌ・・・と挙げればキリがないほど。
今日もいいサイズのアジと平鯛?っぽい魚がガンガン釣れてました。
殊にアオリイカに関しては志賀島の赤灯台と並び、多くのエギンガーが訪れる福岡屈指のエギングスポットだともいわれています。
では、これからそんな野北漁港の釣りポイント3か所について詳しく見ていきたいと思います。
漁協前の小波戸
まず、志摩サンセットロードから漁港に入っていくと港の南側に広がるサーフ。
そしてサーフと漁港の境目にある1本目、黄色灯台の波戸。いい感じでテトラが入っているのでエギンガーが多い印象です。
先っちょには黄色のミニ灯台。と、居ました。エギンガー。
間違いなさそうな雰囲気の海。自分はエギングはやらないので、雨の後とかにルアーででっかいアラカブが釣れそうな感じですね。
はい、そして▼写真右側に湾内のちっこい2本目の波戸があって、ほんで左側に3本目、白灯台の波戸という構成。
あちらもご覧のとおりテトラが良い具合。かつ藻も良い感じで生えてるんで確かに春先にはアオリイカが産卵のために入ってきそうですね。
あ、ちなみに大波止側に駐車する場合、駐車料金が300円かかりますが、こっち側はタダで停められます。
広場前の岸壁
こちらは取り立てて述べることもないのですが、一応。
足場のよい普通の釣り場といったところで、車から降りてすぐ釣りができるのが良い点。
秋にはカマスやサヨリが入ってきます。見ての通り漁船もほぼ居ないし、冒頭に書いた通り小さな子供を連れてサビキ釣りをするならここで充分ですね。
※後述する大波止は結構な高さがあるので走り回り盛りの子供にはちょっと危険かなとも思いますし。
広場には車はいくらでも停められますが駐車料金300円徴収されます。
野北の大波止
さて、いよいよ大波止へ。大波止というくらいなのでホントでっかい波戸です。
写真手前側は3車線分ぐらいはあろうかという巨大さ。ゴールデンウィークとか秋の週末とかにはここがびっっっしり釣り客で埋まるほどの人気のポイント、それが『野北の大波止』。
ちなみに外側には地磯が。
こちら側も入っていけないことはないのですが、はっきり言って怖いので本サイト的にはおすすめはしないです。
――はい、大波止は手前側と奥側で海面からの高さに違いがあります。手前側は高すぎて高所恐怖症の自分には無理なので断然奥側がおすすめ。
途中からこんな感じで半分くらいの高さに。
めちゃ楽しそうですわ。やっぱ釣りは良いですねえ。若者からチヌ釣りのベテランまで。
先っちょ辺りとこの筏付近がいつも人気のポイントですね。
大波止の先っちょにはフェンス。こっからは外出るなよって意味でしょうがやはり乗り越えてる人はいつもいます。
新宮の大波止にもある、大サイズのテトラ。うーん見てるだけで怖いっす。落ちんなよおおお。
あ、そういえば近くの釣り具や情報によると2月~3月にはヤリイカ(ササイカ)が大量に入ってきて数釣れるという情報も得ました。そんなん聞いたらスッテとヘッドライト装備してめちゃ行きたくなりましたわ。
――はい、そういうわけで糸島の野北漁港
漁協前の小波戸でエギング~根魚を探りながら、広場前の波戸なら小さい子供とアジゴ釣り、大波止なら何でも来い。まとめるとそんな感じの釣り場でした。
※写真を撮りに行ったこの日(3月中ごろ)も、日中で25cm程度のアジが上がってましたし、夜はヤリイカの数釣りができるとのことです。アオリイカは言うまでもなく。って感じで、福岡市内からでもそんなに遠くないので思い立ったらすぐ!
最後まで読んでいただき感謝します!