先週届いたキャプスタの火起こし器「炭焼き名人(大)」。早速、実験という名の焚き火キャンプに繰り出してきました。
まあ、そもそも火起こし器なので、薪を入れて火を点ければ燃えないって事は無いはずなので確認ポイントは使い勝手と耐久性。そこらへんを重点的にレビューを行ってまいります。
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セット~着火
まずはセッティングですが、開封レビューで書いた通りほぼワンタッチくらいな単純構造なので実践でも全くストレスなく準備できました。やはり簡単=正義。
焚き付け用の木屑とその上に薪を放り込んでセッティング完了。ここまで時間にして1分。
わざと長めの薪を入れてみたんですが、意外な安定感を発揮してます。おおおーーーやるではないか。
そして着火すると、これが世に聞く煙突効果なるものの威力か、木屑に火を点けただけで途端に燃え上がりました。
後は何もせず傍観してたら、しっかりと薪も燃え出し難なく火起こしまで完了。
使い勝手は如何に
さすが火起こし器、点火から燃え上がりまではさすがの一言。
さて、これから寝るまでの間、約8時間ほどは燃やし続けていくわけですが、使い勝手はどんなもんでしょう。
サイズ感に関しては、薪がたっぷり入るし4人~5人で囲んでも違和感ないくらいだと感じました。
さらに少々荒く薪を投入してもぐらつき無しの安定性もあって、焚き火の用途としてココまで一切の不満無し。
そして、肉を焼くにしても必要十分。
ちょっと火力あり過ぎて焦げ焦げになってしまったんで、今度はスキレットか何かを準備して合わせてみようと思います。
それから寝るまでの約8時間、つまみを焼いたり暖をとったりと、めちゃめちゃ良い感じに燃えてくれました。
火を見ながらシコたま飲んだのは言うまでもありませんw
翌朝も、かなり冷えてましたんで起きてすぐに火をつけて温もらせてもらったです。
耐久性は如何に
さて、昨晩から今朝にかけて大いに満足させてくれた「名人」ですが、気になる耐久性はどうでしょうか。元々の商品の性質上、長時間燃やし続けるというものではないので、実は一番気になるのが耐久性だったりします。
まず、見た目はいい意味で変色してますね。ま、変色はいいとして、若干形がふっくらしたような感じが。使用前と比較すると、やはり各辺が丸みを帯びているのがわかります。
ただし、変形したといえども折りたたむことは可能なのでそこらへんは問題ないですね。
その他ボディーに目に見えるダメージは無く長時間の利用でも問題無さげでした。
強いて気になった点を挙げておくと、、、
ボディーの変形の影響で中に敷く網がしっくりこないようになっている点。ですかね。
↑この通り、網を載せる出っ張りに一部届かなくなってます。しかしストンと落ちるまでではないし、いざとなればボディーの反りをグイッと戻してやれば対応可能と思ってます。安いし少々手荒に扱ってもいいでしょう。
まとめ
以上、本来火起こし器の「炭焼き名人」を焚き火台として・調理コンロとして使ってみたという実験とレビュー記事でした。
結論としては「問題なく使えるし、むしろサイズも使用感も丁度いい」という大満足な結果になりました。
耐久性の部分で無理やりケチを付けましたが、感覚的には10晩20晩くらいの使用ではガタは来ないと思います。最低20回使うとして、1500円÷20で一回のコストは75円。もうほとんどただみたいなもんですねw
という事で、キャプテンスタッグの火起こし器は、手ごろでコンパクトで使いやすい焚き火台を探してる層にとって「購入して間違いなし、むしろお釣りがくる」級な逸品だと思いました。
最後まで読んでいただき感謝します!